2013年10月20日日曜日

望む社会のもっとも大事な基本

もし総理に要望を伝えられるなら、何よりも優先して欲しい基本として、以下の事をお願いしたい。

それは、日本の安全と繁栄を第一にするという事だ。

個人の日々の生活から、国としての存在まで、安全を望まない人はいないだろう。自分の家族や友人たちが不法な暴力にさらされたり、財産や命を奪われる事など、誰一人として受け入れられる者は無い。同様に、衣食住や楽しみさえ満足に得られないような貧困の社会を望む人も、いないだろう。

他国の脅威に怯えること無く、国内でも無法に怯えない。そして、真面目に働きさえすれば充分に人問らしく暮らせる。そんな「安全と繁栄」を、なによりも政治の基本として欲しい。

自分の国の安全と繁栄よりも大事な、思想や理想・外交・正義など、そんなものは無いと思う。すべては、自国の安全と繁栄に役立つか否かで判断して欲しい。




次のエントリーからは具体的な事を取り上げて、こうなって欲しい…という意見を付けていく。もちろん、トレードオフを忘れずに。


文句よりも要望を

私を含めてそうなのだけれど、せっかくネットという素晴らしい道具で多くの人が政治や社会に意見を言うようになったのに、その中身の大半が不平不満と非難では情けない。

情けないだけで済むならいいが、民主主義国家の主権者として無責任過ぎる。そして無責任のツケは、当然の事ながら主権者である国民に返って来るのだから、それでは困る。


我々、主権者は、観客でもなければお客様でもない。気に入らないからと、文句だけ言って知らぬ顔をし他の店に行くという事は出来ない。むしろ、全財産を投資した株主のようなもので、しかも他の投資先は無い。

なら文句や非難よりも、こうなって欲しいという希望を経営代行の政治家に伝える方が、よりベターな配当を得られるのではないだろうか?


ただし、いくら望みを言うとはいえ、支出ゼロで利益を最大に…なんて荒唐無稽な要求では相手にされない。世の中はトレードオフだ。利益が欲しければ、我慢もしなくてはならないし別な何かを諦める必要もある。

そうしたバランスを考えた上での要求を、それぞれが発信して行くことが必要な時期だと思う。