2013年10月20日日曜日

文句よりも要望を

私を含めてそうなのだけれど、せっかくネットという素晴らしい道具で多くの人が政治や社会に意見を言うようになったのに、その中身の大半が不平不満と非難では情けない。

情けないだけで済むならいいが、民主主義国家の主権者として無責任過ぎる。そして無責任のツケは、当然の事ながら主権者である国民に返って来るのだから、それでは困る。


我々、主権者は、観客でもなければお客様でもない。気に入らないからと、文句だけ言って知らぬ顔をし他の店に行くという事は出来ない。むしろ、全財産を投資した株主のようなもので、しかも他の投資先は無い。

なら文句や非難よりも、こうなって欲しいという希望を経営代行の政治家に伝える方が、よりベターな配当を得られるのではないだろうか?


ただし、いくら望みを言うとはいえ、支出ゼロで利益を最大に…なんて荒唐無稽な要求では相手にされない。世の中はトレードオフだ。利益が欲しければ、我慢もしなくてはならないし別な何かを諦める必要もある。

そうしたバランスを考えた上での要求を、それぞれが発信して行くことが必要な時期だと思う。


2 件のコメント: